(写真と本文は関係ありません) 長い人生で８回か９回の引っ越しになるのだが、グァムほど最初から最後まで嫌だった体験は初めてである。 ここに居る人は「やがて慣れるよ」「慣れたら良い所だよ」と言う。私もいつかはそれに近い気分になれるかと思った。し…

もし歩道が付いていたら家はもっと立派に見えるのだが、グァムは道路中央が舗装されているだけだ。そして、少し住宅地の奥に進むと未舗装なのである。 電柱と電線がなければこの景色が飛躍的に高級感を増す。そこがアメリカ本土と大きく異なるところだ。 前…

近所に何件かある店のひとつ。 空気が乾いていれば特に悪くない普通の店だと思う。 アメリカ本土の田舎なら何処にである景色だ。しかし、私はどうしても好きになれない。同じものをカリフォルニアやネバダで見たら何も感じないのにグァムだと凄く嫌な眺めに…

リンカーンパークという所の一部で路線バスも通る道である。 2013年の始め頃まではこの近くに何年か住んでいた。なんでもない写真なのに今見ると涙が出そうになるほど懐かしい。 住んでいたのは古い作りのワンベッドルームだから日本では1LDKという分類だろ…

サンフランシスコのきれいな所とグァムの汚い所を出したのでは不公平かも知れない。 しかし、どちらも現実の一部である。 このグァムの道はこれでも実態よりきれいに写っている。 歩道がなく路肩にゴミが散乱している。電信柱がたくさん立っているのも景色を…

サンフランシスコに居た時はとにかく家賃の上がり方が異常で、後半は人生の目標が家賃を払うことだけになっていた。 もしパートナーが居てふたりで働くなら話は違うが、ひとりで旅行関連の職種に就いていたら事実上の法定最低賃金だから生活は苦しい。 そん…

１枚目の写真にある車は、これでも程度の良いほうだ。 こんなのを気にしないのがグァム流である。 道路横に放置された廃車。 パーツ屋さんが部品取りのために置いてあるのだが、もしこれが走行可能なら何百ドルかの売値が付く。走る限り、グァムでは“自動車”…

グァムの印象は「汚くそして不便」である。 この写真の場所には昔ジャパニーズレストランがあったようだ。 いくら裏の駐車場といっても人は通るのだから、こんな感じでゴミが積まれていたら客足が遠のくのも無理はない。しかし、グァムに慣れてしまった人間…

家賃は安そうだが、あまり住みたくない。 グァムだと、平均より少し落ちる程度のアパートだろうか？

グァムがアメリカでなく東南アジアの国である証明をひとつ。 アメリカ本土でこの状態なら間違いなく貧困層のアパートになるが、グァムでこれはさほど珍しくない。 発展途上国からの移民が多いグァムは、彼らと現地人チャモロ族の美的感覚で社会を作るから、…

海が好き、マリンスポーツが好き、海洋生物が好き。 そんな人達にグァムはじつに良い所で、写真のような場所がたくさんある。 私は海洋生物以外まったく関心がない。カリフォルニアの海なら眺めても潮風に当たっても良いと思うが、夏そのものが嫌いな私に南…

グァムの店は宣伝が多い。メーカーから送られるプラスチックフィルムを所かまわず貼る習慣があって、時にはどこが入口か分からないほどになっている店もある。こうしてやたら何でも貼りまくるから清潔感が出ないのである。 この安っぽい屋根が全体を貧しく見…

実際の景色は写真よりはるかに汚いのだが、空が青いと建物が白く見えるため本当のみすぼらしさが出ない。 アメリカ本土でこういった道なら必ず歩道があって電柱がないから、たとえゴミが置いてあってもさほど汚く見えない。 同じ場所でカメラを反対側の下に…

今日から何回にわたり、グァムの本当の姿を紹介する。写真は現実よりだいぶきれいであることを理解して頂きたい。 掘っ立て小屋に見えてしまいそうな店が並んでいる。 倉庫街の近くだから働く人が昼を食べに来る所だが、初めて見たとき私は、こんなエリアに…

ラスベガスのほぼ北端といえる地区の安アパート。 ここから先はダウンタウンといって昔のラスベガスである。ここもおそらく10年後には市街地再開発できれいになってるだろう。 写真ではまったく悪くなく見えるが事件の多い地区で、いくら家賃が安くても住む…

「必要な物は現地で買う。グァムだってアメリカだ。」と思いすべてを捨ててきたのが大間違いだったことは既に書いた。 ここには専門店も大型チェーン店もない。つまり、アメリカ本土ならいつでも何処でも見かける商品がここでは簡単に見つからないのである。…

６・７年前に自宅の近所で撮った１枚である。 よく見ればこの写真に南国風の建物があるしパームツリーもある。道路だって少し痛んでいることが分かるうえ、道の中央部分で頭上に電線のようなものまで見える。これはサンフランシスコ名物のトロリーバス用架線…

こんな物を見て何だか分かる人はサンフランシスコの古い住人だけだ。 Japan Town で100年かそれ以上営業していた日系食料品のレジ袋である。英語ではプラスティックバッグという。 サンフランシスコ市は10年ほど前にプラスティックバッグを禁止した。今はこ…

サンフランシスコにもグァムのような景色はある。 それでも私にグァムの建物を見る時の嫌悪感が出てこないのは、これが町全体の景色ではないことを知っているからだろうか。 この写真にあるのは、雑然としたショーウインドウ、センスの悪い看板、木の電信柱…

荷物を減らす作業でβテープを廃棄することに決めた。 いつかはβ再生機を購入してデジタル化するつもりでいたが、グァムでそんな物は入手できないと思うし、仮にデジタル化しても実際はもう視聴することがないと思うからである。この写真はほんの一部だけ。全…

グァムの景色は見るだけで不快になるから、すぐ更新してしまおう。 これは10年ほど前にサンノゼという街に行ったとき撮った写真である。 サンフランスコから南に１時間ほど走ったシリコンバレーの中心地で、ここも40年間で家の値段が８倍くらいになった所だ…

一見すると家のようだが実際はただの階段の屋根である。 私が住んでいるのは屋上に作った通称ペントハウスというもので、そこに通じる階段だ。大きさはこれだけで８畳かそれより大きく、屋根としての機能しかないのが勿体なくも感じる。大昔の建築だから飾り…

私としては見るのも嫌な景色だが、屋上から撮った近所を紹介しよう。 グァムは高温多湿である。 日本に居た時はきっと蚊に悩まされそうな所だと思っていたが、意外なことに蚊と蝉がいない。 湿度が高いのは事実だ。しかし、気温は30℃に行かず、かなり不快な…