Early 1980's

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1980年頃のフィッシャーマンズワーフだと思う。背景にあるのは船関係の物を売る店だ。
正確な場所は思い出せないが、パーキングメーターがないから表通りではなさそうだ。しかし、たとえ裏通りでも後方の車は反対向きに停まっているので、駐車違反のチケッを切られるおそれがある。
日本では駐車違反でも点数が付くらしい。アメリカでそのような所は少なく、反則金を払うだけだ。サンフランシスコは一般的なアメリカの都市と異なり、駐車場所が少ない。そうなると料金も高くなってくるわけで、最近は公共交通機関を使う人が増えた。バスや電車が発達し、カーシェアリングやバイクシェアリングも定着したあの街ならではのことだ。

このシビックは日本製の北米仕様である。
まだ日本国内はフェンダーミラーが義務付けられていたから、ドアミラーの輸出仕様は大変に格好良く見えたものである。バンパーも日本国内用とは異なる。
エンジンはどのくらいのサイズだったのだろうか?
今は技術が進歩したから小さい排気量でもなんとかなるが、昔は日本のエンジンだとアメリカの交通状況についていけなかった。1960年代の日本車は、フリーウェイで合流することさえ危険なほど加速が悪かったのである。
車体側面にあるのはただのサイドマーカーライトで、日本のように方向指示器の役割はしない。昔の法律はなぜそうなっていたのか分からないが、側面につく指示器がなく、その代り車幅を示すライトが義務だったらしい。
フロントのライセンスプレートが曲がっているのは、何かに当ててしまったからだ。前のプレート自体不要としている州が多いほどだから、これを曲げてわざわざ読み難くしようとするもの好きはいない。