Nothing Special 4

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昨日の続き

ー 下町の家庭訪問 ー

鈴木のありがたいアドバイスに、私は9千円を書留でお返しした。その際、千円は夏休みの登校日に活用できる嬉しさを書き添えた。
その登校日。体育館でスイカ割りを楽しむことにした。鈴木たちは千円を手に商店街に駆けて行き、ひとつのスイカを同時に二方向からねらう、ハラハラドキドキのスリル満点のスイカ割が始まった。
(おわり)

以上4回に分けて転載した。
本当は1度にすべて読めたほうが内容の面白さが伝わると思うのだが、あまり文字数を多くするとブログに無理が出るらしいので、分割にするしかなかった。
この文に対して、著者である加藤明氏は具体的な解説を加えていない。
加藤氏は、これが第二章 『読まれないエッセー』 のところで紹介した作品と同一人物による文であることを述べているだけだ。
結論は、自分のよく知る世界を書けとなっている。
他の人では知り得ない、作者が最も良く知る世界のことが書いてあれば、読み手にとって面白いものになるとのことだ。

さて、それでは、私だけが知っていることを書き始めるとするか・・・。
問題は、私は句読点やカッコの使い方を学んだことがなく、人生の12月下旬まで来ていながら、今もそれの参考書を探しているという点だ。