California

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ひとつ前のトピックで、既に使用済みの古い写真を載せた。
そして、いったいいつ頃に使ったものかを調べたら、2014 Jan. 24 とあった。
https://blogs.yahoo.co.jp/toaster_117/64308148.html
5年も前だったのか。
しかし、これは「もう5年」なのか「わずか5年」なのか少し考えてしまう。
あの時点ではラスベガスにそのまま住み続けるつもりでグァムのことなど考えもせず、ましてや日本に長期滞在するなど想像もできなかったのである。
40年ほど前はアメリカの地を踏むなど考えたこともなかったのに、それから半年後はサンフランシスコを知ることになり、更に半年後は自分がその街に住んでいたくらいだから、世の中わからないものだ。
今のところ、だいたいすべての事が「やらないより、やったほうが良かった」という結果である。

今回の写真は、大昔に撮った運転中の1枚である。
右横の川に水があるので、おそらく冬から春にかけての景色だと思う。
カリフォルニアは春先だけ緑の草がきれいで、5月になるともう大半が枯草になっていた記憶がある。冬が雨季で初夏から次の冬まではほとんど雨が降らないのである。川に水があるのは雨季だけの現象だ。
左側は2車線、右はここで1車線になる。
どういうことかいうと、これがパッシングゾーンというものであり、ここで遅い車と速い車が入れ替わる為に作られたものなのだ。
遅く走りたい人は右レーンに移動し、速く行きたい人が左側から追い抜くのである。
追い越しではなく追い抜きだから、対向車を気にすることなく安全簡単にできる。。
対向車のほとんどない田舎では追い越しも認められているが、その場合には上り車線と下り車線で交互に「追い越し可」のセンターラインになる。
アメリカは黄色がセンターラインである。破線なら踏み越えて反対側に出ても良く、実線は踏み越え不可だ。センターラインが黄色の2本線の場合は破線側からのみ踏み越え可能となる。
しかし、パッシングゾーンやターンアウトが作られているから実際は追い越しそのものが不要である。
唯一の問題は、最近こうしたパッシングゾーンの直後にハイウェイパトロールが隠れていて、スピード違反のチケットを切ることだ。
走る車もなく、歩行者など絶対にいるはずもない荒野の道で『税収を確保する為』だけを目的として取り締まりをしているのは間違った行政だと思う。
なにしろ住んでいる人間などただのひとりもいない所で、スピード違反車を待っているのだから酷い話だ。