Plum & Prune

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プラムとプルーン

以前に使ったことのある写真。敢えて大きなサイズの元画像を掲載した。
この梅か桜のような花はプルーンといって、サンフランシスコでは今頃が満開だ。
基本的に同じ物だが産地や食べ方で呼び名が異なり、綴りまでLとRで違う面白い果物である。
本当はストリートパーキングの実態を見せたかったのだが、この写真だと右下にネコがいるのでこちらを採用することにした。
ここは住んでいたアパートの近くにある行き止まりの道。家から120段以上の階段を上るか急勾配を懸命に歩いて行く所である。木が大変に多く、行き止まりゆえの静かさが大好きだった。
どれくらい休まず坂を登り続けられるか、階段をどこまで休まず上がり続けられるか自分を試すのにちょうど良い所である。
そして、道の終点まで行ったら深呼吸して家に帰る。これがサンフランシスコでの健康維持法だった。
私がこの近くに住み始めた1980年初頭は、駐車に時間制限がなかった。
いつの間にか上限2時間と決まったので、頻繁に駐車場所を変えに行かないと高額のチケットがつく。
市からその地区住民である証明(ステッカー)を購入すると時間制限を解除できるのだが、今は年間で200ドルくらい取られるのではないかと思う。昔は40ドルほどだった。
サンフランシスコに住むと、とにかくいろいろな名目でチケットを切られるから、住人の感覚として「我々は市職員の豊かな生活を支える為に生きている」となる。
市で働く人間は一般的に給料が高い。そして、その高い人件費を捻出するために「あれは有料これも有料、そうでない所はすべて高額の反則切符がつく」街である。