School Picnic

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At Golden Gate Park

この写真の8人で、国籍が同じなのは立っている女性ふたりだけ。
彼女たちはスイスから来ていた姉妹である。名は忘れた。
1980年頃、スクールピクニックで行ったゴールデンゲートパークで撮った1枚である。
英語学校に入学して半年くらいの頃だが、こうしてクラスメイト達の出身が別の国だと共通語は英語だけなので仕方なく喋るようになる。
当時のアメリカは法律がまだあまりうるさくなく、学生ビザを取らなくても学校に行くことができた。
問われるのは授業料を払えるかどうかだけで、ビザの種類に関係なく入学できたのである。そして、通学が長期化する時にだけ学校から書類を貰って移民局に滞在資格の変更を申請する仕組みだった。観光ビザで滞在できるのは上限90日と決まっているから、そのたびに出入国を繰り返すと費用が大変なのだ。その点、学生ビザを取れば通学している限りいつまでもアメリカに合法的滞在ができるので現実的なわけである。
言葉の通じない国に行ってどう生活する? 怪我や病気のとき保険はどうする? 資金が底をついて日本に帰れなくなったらどうする?
そんなことすべて、「やってみなければ分からない」「なんとかなるし、なんとかする」で乗り切ってしまうのが若さの凄いところだ。
何もかも整った時にだけ GO ! の方針だと、機会は永遠に訪れない。好機さえ、自分で作るものだ。