Early Time

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(写真と本文は関係ありません)

アメリカに行って最初にしたのは学校探しだった。この辺のことは過去に書いたような気がするのだが、もしそうでなかったら渡米前のことから説明しなければならない。その場合、詳しく書くと何週間かはそれだけで引っ張れるのでネタ不足の当方には好都合か。ただし、誰も関心などない個人の勝手自分史になる恐れもある。
知人から教えて貰った比較的に安い宿に定着し、イエローページで“英語学校”の欄を調べた。
当時は市内に何件かそれらしい学校があったので、最も広告の小さい所を選んだ。広告が大きいと授業料も高いだろうと考えたのである。結果的には最も良い学校に当たったらしい。
そこはお金持ちが趣味でやっているような学校で、実際は大きな一戸建ての何室かを授業に使っている所だった。部屋に暖炉があり休み時間はキッチンで皆がコーヒーなど飲み、天気の良い日は庭で勉強していた。
あの頃はバスが25セント均一で同日なら何度乗っても追加料金なしだった。
宿はレジデンスクラブというものであり、ホテルとアパートの中間的存在だ。ホテルより料金が安い代わりメイドサービスなどは基本的になく、頼んだ時だけ無料でやってくれる仕組みだ。朝と夜の食事が込みになっているのも便利だった。
細かく書けばいくらでも長くできるが、文章は内容を短く削るほど良くなるわけだから、何処まで詳細を説明すべきか迷ってしまう。
字数を制限されたり締切りを決められたりするとこちらも頑張るしかない。しかし、努力目標のない作業は却って難しい。ずいぶん贅沢な悩みもあるものだ