San Francisco

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アメリカに来てから、30年以上旅行関連の仕事をしていた。
じつに多くの種類に関わったがJ〇Bの仕事は好きになれなかった。さすが大会社だけあって条件は最も良かったが、働いていると心がすさんでしまいそうなのが嫌だった。
理由は斡旋(またはオペレーション)と呼ばれる部門の勘違い女たちが酷いからである。海外の場合、J〇Bの社員とはいっても試験を通って選ばれるわけでなく、ただ現地での募集広告を見て応募してくるだけの人達である。たいていはアメリカ人と結婚したか何かで永住権を持ち、アメリカ社会で働くには英語力が少し不足しているから日系企業に来る人達だ。日英両語を話して永住権を持つ人の絶対数が限られるため、応募すればたいていは採用される。要するに特別な存在とか選ばれた人達ではないわけだ。
ところが、いわゆる大手の会社で働いて人に指示を出す仕事に就くと「私って偉いのよ」と思い始めるようになり、不遜な態度になってしまうのである。
いつも冷暖房の完備したオフィスで働いていると、少しずつ現場仕事の人間たちを見下すようになる。「あの人達は外で働き体で稼ぐ。私は頭で稼ぐのだから人間の価値が違うのよ。」と勘違いしてしまうのである。

J〇Bを利用して旅行に来る人は大手企業の信用や組織力にある程度の期待をしている。それも理解はできる。
しかし、時として過大な期待や理不尽な要求も少なくないのである。
飛行機や車は常に最も良い席。レストランは常に窓際か何かで最も良い所。ホテルは最高の眺望がある部屋。もちろん現地の人間もそういった期待に可能な限り添えるよう努力しているのだが、シーズンその他の事情で常にベストが選べるわけではない。
そこまではオペレーション部門の仕事だから現場のガイドやドライバーとあまり関係がないが、休憩の時についてまで批判されたりしては困るのである。通常、日本の人は何か気になることがあっても現場でそれを言うことがない。
つまり、お客さんからのクレームは基本的にオフィスを通して伝わってくるのである。
そして、問題はそのオフィスの人間に、よく勘違い女たちがいることなのである。
男どうしの場合はさほど話がこじれない。これはあまり強い態度で接すると喧嘩になってしまうから双方が遠慮するためである。ところが勘違い女たちは「強くなければ男にナメられる」と思い込んでいるので横柄になりがちなのだ。
日本で少しは実社会の経験がある人なら女でもあまり不遜な態度にならない。自分の主張を通すには論理的に説明するか相手を懐柔するかしたほう早いと知っているからだろう。
ところが、日本で生きていけない知能程度の女がアメリカ人と結婚しただけで永住権を持ち、「私って選ばれた人なの英語できるの、頭良いの。人を動かす立場だから強くなければダメなの。」と短絡してしまうから迷惑なのである。
話が進むべき方向を見失ってきた。
こんな無駄ばなしを書いたのは、「消防士がうどん食べていた。けしからん。」という話を聞いたからである。
ガイドやドライバーは休んでいる時の行動にまでお客さんから文句を言われることがあり、それがJ〇Bだとオペレーションの人を通して陰湿に責められることがある。善意でしたことまで「余計なサービスはしないように」と叱責されるのもJ〇Bの特徴だ。

https://www.youtube.com/watch?v=gI7uWK-HjoA