San Francisco

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どうやらこの一連の写真も、以前に使ったことがあるようだ。
「昔を知らない人が見るなら構わないか・・・」と居直ってしまおう。
この狭いキッチンは西側に窓がついている。幸い隣の家が朝日を良く反射するため一日じゅう明るい。
午後になると西日が強いのだが、サンフランシスコはそれも悪くない。
日本の夕日は少し淋しい感じを伴うのに、カリフォルニアは何時でも陽気な日差しになるのが面白い。そして、サンフランシスコは気温が低いから強烈な夕日でさえ心地良かったりする。
この部屋はまだ人が住んでいない。オーブンの取っ手など梱包時のカバーがついたままである。
私の知る限りアメリカのアパートは住人が替わるとき内装をすべて直し、ガス台やオーブンも新品にすることが多い。前の住人が使っていたままの状態で借りるとそれらの費用が引かれるので少し安く入居できる。
狭いとはいっても、日本の家よりだいぶ広いのが、あの「すべて小さいサンフランシスコ」のアパートである。
広く、そしてゴミは敷地内に必ず置き場があるから簡単であり、「ゴミかリサイクルか」の分け方しかないのも単純で快適だ。
日本の場合はこのリサイクルが大変に面倒で、プラスチックでも商品プラとか容器プラとかいって細分化するためじつに煩わしい。
水の入っていたペットボトルが、本体とラベルそしてフタなどを分けないと回収対象にならない自治体もある。
リサイクルそのものは一応支持する。しかし、日本は度を越して細かく規則を作るため生活が不便になり、「リサイクルって本当は資源の無駄づかい」との説を信じる私は、日本社会の愚かさを感じてしまうのである。