Las Vegas Houses

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歩道が完備して電柱がないと、このように景観が良くなる。
ラスベガスの住宅は安かったからこれで20万ドル台だったと思う。昔と比較すればかなり高騰したといっても、カリフォルニアの住宅と違って一応誰でも買える値段の家がある。
暑さ対策で屋根が大きいがこれは天井裏の空間を広くして熱が室内までこないようにする為だ。そして、土地は無限にあるようなネバダ州だからとにかく何でも大きくて安い。
年間降雨量がゼロに近いほどなのに水道代はグァムより安く、あまり良くないといってもグァムの水よりだいぶマシだった。
グァムの水は沸騰させると大量に白い結晶が出てきて「これ、飲んで大丈夫か?」と不安がある。
水資源は豊富なのだから少し工夫すれば上質の飲料水が作れるのに、そんなことにまったく関心を持たないのがグァムの人間である。

7月頃のラスベガスは本当に暑い。「熱い」と書くほうが合っているくらいだ。40℃を超える日さえあるのだが極端に乾燥した空気だから日陰はさほど酷くなく、ドライヤーの熱風を顔に当てられ続ける感じでも、グァムの湿った空気よりは不快感が少ないと思う。
そして、建設資材やゴミを放置する習慣がないから街が比較的にきれいなのである。
ゴミの不法投棄を取り締まる体制ができていることと、グァムのように建設資材を屋外放置しておくとすぐ盗まれてしまうという事情もある。
カリフォルニアそれもサンフランシスコから行った私にはラスベガスがなんとなく粗野で下品な印象を持ったが、アメリカ本土であるラスベガスには圧倒的に豊かな先進工業国の感性や伝統があった。
もちろんアメリカ国内にも貧しい所は必ずある。ロスアンゼルス方面からラスベガスに向かう田舎道の沿線で見た大変に貧しそうな村は物悲しい雰囲気を出していた。しかし、ヒスパニック系の貧民街とアジアの離島的グァムは何かが違う。