San Francisco

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懐かしいサンフランシスコの写真を出してみる。
1枚目は、もう存在しない日系人のスーパーマーケット魚喜である。
この場所で100年ほど前から営業していた店だが、後継者がいなくなったことと競合する日本資本のスーパーが大きくなったことで長い歴史を閉じることにした。
坂ノ下(つまり手前)は資生堂そして日系人が経営する SOKO Hardware Store である。サンフランシスコを日本の漢字で書くと『桑港』なのでソーコーとなるわけである。この金物屋さんは日本の大具道具なども売っていて、競合する店があまりないから今も堅調だと思う。
画面に写っていないが右は日系の銀行。2階は100円ショップのような店ともうひとつダイソーが入っている。昔は苦労して日本から送ったりした便利な物が、今はダイソーで簡単に調達できる。そこから右方向に移動すると紀伊国屋ブックストアがあり、これは全米最大の床面積だそうだ。本物の日本には遠く及ばないがその辺は『味ののれん街』なる名がついている。
3枚目は同じ交差点で反対側を見たところ。
こちら側にもいろいろな店があって名称はブキャナンモールという。昔はこの先に北米毎日という新聞社があり、それが10年近く前閉鎖した跡地にアニメ関連の立派なガラス張り建築ができた。
サンフランシスコに住んでいると、やはり月に何度かは行く用事の出てくる所がジャパンタウンだった。
霧が出ると驚くほど寒い。しかし、晴れたら素晴らしい青空と乾いた空気が快適な街サンフランシスコ。都会的雰囲気が楽しめるのに海に行くのも簡単。ありとあらゆる芸術などを見ることができて古さと新しさが共存している所だった。バスあり市電ありケーブルカーそして地下鉄ありという小さな大都会。
今はただただ懐かしい。