San Francisco

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Old Japanese Cars

前項の写真を少し引くとこんな道路であることが分かる。この頃はまだ駐車に時間制限がなく、週に1回のストリートクリーニングの日さえ動かしておけば大丈夫だった。
本当は同一の場所に72時間以上停めてはいけないのだが、事実上無制限だった古き良き時代である。
カリフォルニア州は今でも車両購入後1ヶ月はナンバーがいらない。付けたくてもプレートそのものが自宅に届かないから不可能だし、仮ナンバーも不要な州だから皆このような状態で乗って良いのだ。
日本仕様との目立つ違いはバンパーとエンジンフードだろうか。当時の米国仕様は日本より大きなエンジンが付いていた為、熱を逃がす目的でフードに風の通り道を付けていた。もしかしたら日本国内用もこれと同じだった可能性はあるが、カローラに関心がなかったから良く知らないのである。
道路の反対側にリビエラらしき大型車も停まっている。全長6m前後ある車なのに2ドアだ。

カローラを出した以上サニーも載せておく。米国名はDatsunB210である。
エンジンは1400ccだったと思う。
あの頃カリフォルニア州のナンバーは6桁で、青地に黄色の文字だった。1960年代は黒、70年代は青、そして今は白である。更に言うと2桁目からアルファベットが3文字並ぶのが自家用車、7桁のうちひとつだけアルファベットなのが営業車、すべて数字のみのナンバーが公用車である。
日本でまだフェンダーミラーが義務づけられていていた時、輸出仕様のドアミラー車は本当に憧れだった。しかも、右に何もないのが本当の欧米仕様で最高に格好良かったのである。