SUBARU USA

イメージ 1

30年ほど前だろうか、富士重工業のイベントでバークレーの近くに行った。
その時、5台ほどの古い車が展示されることになった。いつもは会社の倉庫で眠っている動態保存車らしく、ライセンスプレートが付いていない。
会社からこの場所までは、ハイウェイパトロールが先導してきたそうだ。このスバルは米国用に大きなエンジンが搭載されていたはずだが、それでもフリーウェイの最低速度(45mil/hr)で走ることはできなかったと推測するから、CHPの先導が絶対不可欠だったのだろう。
詳しい人が見ると、日本仕様とのいろいろな相違点が分かると思う。
私が気づいたのは、ワイパーが右ハンドル用のままだったということだ。
最初から公道を走る前提にはなっていなかったと思うが、小さなワイパーがこのように左右逆だったら、雨の日はほとんど役に立たなかったと考えられる。
1970年頃、アメリカにも極めて僅かながら軽自動車が輸入された。
しかし、私有地内で庭仕事の用具を運ぶ以外にはまったく使えない物だったらしく、オモチャ以外の何物でもなかった。

未登録の車両でも、警察が先導してくれたら公道走行できる。
この駐車場のようにあいている私有地で、免許取得前に運転の練習ができる。筆記試験に合格したら公道で練習しても良い。
日本とはだいぶ事情が違うのである。