My Place 2

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昨日の続き

これが何月頃に撮ったものかは忘れた。
ラスベガスは大変に暑い所のイメージがある。しかし、本当に暑いのは6月下旬から9月下旬の間だけだ。
5月の今日は昼が27℃、夜が19℃と出ている。湿度は11%だ。
日本の人はこの11%などという低い湿度を体験したことがないだろうが、これは日陰で風に当たるとじゅうぶん涼しく快適な気候である。サンフランシスコの乾いた晴天には負けるだろうが、日本の初夏より心地良いといえるだろう。
アメリカは洗濯物を外に干す習慣がない。誰の目にもつかない場所なら大丈夫と思われるが、道行く人や近隣の人から見える場所に洗濯物を出したら、きっと条例違反で罰金を払うことになるだろう。景色は私有物でなく、共有財産と考えるからだ。
アメリカのアパートは敷地内にコインランドリーがあったりする。ラスベガスのこのアパートは各戸に洗濯機と乾燥機が設置されているから、ランドリーまで行く必要がない。
キッチンには大型のオーブンと食器洗い機がついている。このアパートは電子レンジもついていた。流しにはたいていディスポーザーが組み込まれているから、生ごみがあまり出ない。
最近はリサイクルが少し広まってきたが、仮に分別するとしてもゴミとそれ以外のものという2種類だけだ。
再生して利用できる物ならリサイクルに意味はあるが、プラスチックのように軽くてかさばる物をリサイクルしようとすると回収や再生に費用がかかって、じつは却って資源の無駄遣いになってしまう。燃やせるものはなるべく焼却処理に回して、費用をかけないのが一番だ。生ゴミばかり集めると燃えにくくなる焼却ゴミも、その中にプラスチックが含まれていれば却って燃焼効率が良くなるはずだと思う。
プラスチックだけ集めて何かしようとするから他の問題を起こすのであって、教条的にリサイクルが正しいだのエコロジーは素晴らしいなどというのは誰のためにもなっていない。
100年後の地球の為とか1000年先の環境の為とか言って、誰がそんなに長生きするつもりなのだ。