1991 Lincoln Towncar

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リンカーン・タウンカーの2代目、初期の1991年型である。
これのひとつ前は少し角張りかたが強過ぎて、あまり洗練されたスタイルに見えなかった。
しかも、運転席に座ると異常と言えそうなほどダッシュボードが高く、小柄な人だと前が見えないだろうと思うほど酷かった。
これはその頃のフォードバンも同じだったから、あの異様に高いダッシュボードにはアメリカ人なりの理由があったのだろう。しかし、日本人から見ると「ただ知恵が足りないだけ」のデザインに思えた。
この2代目が市場にあった頃はキャデラックも存在したが、いろいろな点でフォード系列にだいぶ劣っていたらしく、すぐ生産中止になった記憶がある。
2代目タウンカーはなかなかエレガントで良かった。車体の前後を細くしていないところが良くてトランクルームもそれなり広かったはずなのに、3代目は車体すべてが丸くなりテールも幅が狭くなってしまった。
どうせアメリカ国内でしか走らないのだから、車幅は広ければ広いほど良いと思う。