Airplanes 2

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多くの人にとって、空港に行くのは少し楽しい気分だと思う。
きっと待望の休みだろうし、繰り返しばかりの日常生活から離れて旅行の解放感を味わえるからだ。
しかし、私の場合は自分の意思でする旅でないし費用が勿体なく感じられるため、空港行きとなると「どうやってスーツケースを運ぼうか、バスが良いのか電車が良いのか、また早起きしなければならない・・・」などと考えるばかりだから、全然楽しくない。
宿もレンタカーも、そして機内の座席を決めるのがじつに面倒だ。
これが普通のパッケージツアーだと、決められた日にその場所に集合するだけで自分は何もしなくて良いから気楽だ。更に、ホテルその他のことを計算すると個人旅行より安上がりだったりすることが多い。
今回もJALを利用した。どういうわけか他のエアラインより料金が安いからだ。
行先や飛行距離によるのだろうが近い所だと意外に安いのである。サンフランシスコから成田に来る時は高くて利用することのなかったJALなのに、最近はこればかりである。
機内食の内容などまったく気にしない私だが、JALの食事は他社より少し良いと思う。たぶん、これはANAもそうだろう。
このエアラインの困ったことは機内アナウンスが多過ぎることだ。
一般的にキャビンアテンダントの英語は下手と決まっていて、その聞くのがつらいアナウンスに何度も耐えなければならないのが問題だ。
先方は親切丁寧のつもりでやっているのだろうが、「この先、気流の関係で揺れます」などというのは本当に激しい揺れの場合だけにすれば十分であり、いちいち説明しなくても良い。「揺れても安全には支障ありません」など当たり前だ。雨が降ると濡れます的なアナウンスはうるさいだけだ。
JALの機内アナウンスは、現行の三分の一程度に減らしても問題なく、それが大人の社会だと思う。
不必要なことを何度も繰り返さないでほしい。