GUAM

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グァムに着いて明日で10日になる。
今も住まいは見つからない。
サンフランシスコからラスベガスに物件探しに行ったときは予定の3日で片付いた。
ラスベガスはかなり広い所だが、住所さえ分かればすぐ目的地に着くので簡単だった。しかし、グァムの道路には名前や住所もほとんど表示されていないことが多いから、仮に不動産屋を教えられてもそこに辿り着かないのだ。
野良のように見える犬がいたり野生の鶏のような鳥が道路に居たりすることに驚いた。まるでテレビで見るフィリピンなどと同じ田舎である。
道路事情は東南アジアの国々よりまだ良いだろう。それでも片側3車線ある交差点に名前がなく、道路そのものに表示がないのは極めて不便だ。表示があってもそれが大変に小さく木の枝などで隠れていることが多いから、結局よそ者には自分が何処を曲がって何処に向かっているかが把握できない。しかも、直線の道路はほとんどなくすべて左右に曲がり続ける。
要するに、グァムの人はここで生まれてここで育っているからすべてを知っていて、住居も道路も表示を必要としないのだと思い始めた。それが離島の暮らしなのだろう。
住所などの表示が不完全だから、現代の道具 Google Map で調べても『だいたいこの辺』としか出てこない。つまり、詳しい人に教えて貰わないと意味がないのである。
人の一生をカレンダーにすれば人生の12月中旬くらいのところに来て、この歳でこんな体験をするとは思ってもみなかった。