NAPA

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なんでもすぐ忘れる日本人は、何ヶ月か前にあったワインカントリーの大火災など覚えていないと思う。
日本のテレビニュースだと、アメリカのワインの90%近くを生産する北カリフォルニアのナパが、火事で壊滅的打撃を受けたことになっている。しかし、実際はナパでなくソノマという別の所だ。
どちらもワインで有名なことは同じだが、距離的に新宿と渋谷かそれ以上離れた所である。
そして、ワイナリーで焼けたのは3件だと知人から聞いた。仕事でいつもそこに行っている人が言うのだから信憑性は高い。
1989年10月のサンフランシスコ地震の時も日本の報道は事実を大幅に拡大した嘘ニュースを流していた。総人口200万人を超えるサンフランシスコおよびその周辺都市全体で命を落とした人は僅か60人程度だった。倒壊家屋も極めて少ない。それなのに日本のニュースでは、もうあの街はすべてが焼失して人々が途方にくれているかのような映像を流していた。
サーズとかいう新型肺炎か何かの時もそうである。その後にあった何か別の事件の時も報道は嘘ばかり流していて、こちらは大変な風評被害を受けていた。
実際にアメリカに住む者として、日本のニュースはその1/10か1/100が事実でそれ以外は面白おかしく脚色したものだということを知っている。要するに視聴率を上げるため少しでも派手に話を盛り足すわけである。
家の近くに大型犬がいる。あまりにも大きな犬なのでそいつが居ると日照権の問題が出る。
歩き回ると近所の家が踏み潰されるので困る。真実と日本のニュースの脚色された報道内容はそれほど違うとさえ言える。

さて、これは2002年頃にナパで撮った住宅などの写真である。
ネバダと違いカリフォルニアの家は緑で覆われることが多い。
2枚めの写真はレストランの外観だ。北カリフォルニアにはこのように古風な建物が今もたくさんある。停まっているいすゞピアッツァがじつに懐かしい。
3枚めは別の所で見たハーレーダビットソン。この車体の色がカリフォルニア風でなかなか良い。