A STAION

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Late Morning
博多の駅とはだいぶ離れた関東地方の駅である。『とちぎ』の宣伝が目立つが栃木ではなく、私が何度も何度も利用した宿泊地の駅だ。
午前中の人が少ない時を選んで撮ったのだが、これでは通行人が少な過ぎて現実離れしてしまった。見せたかったのは、日本の駅は何処に行っても構内などにきれいな店があって良い点だ。じつはこの反対側にもっと洒落たケーキ屋さんなどがあり、それを載せたかった。
仕事をしていない休暇中なら何処に行っても最高の気分だろうが、私にとって日本で過ごす何日間かは夢のようなひとときである。
もしアメリカを離れて日本に住むことがあったら、今いるこの国の良さを思い出して懐かしくなるかも知れない。しかし、現実的にそれがない以上、私には日本が素晴らしく楽しい場所になってしまっている。
本当に日本に住んだら嫌になることもたくさんあるだろうが、アメリカに住んでこちらの嫌なことを現実として接していると、他国が良く見えてしまうのである。
日本の人が仮にヨーロッパの古い街並みを体験して自国に帰ったら、電柱だらけの日本が嫌になり旅先で見た景色が懐かしくなると思う。
カリフォルニアの1号線を南下して、右に太平洋、左にオレンジ畑が無限に続く見事な青い空を見たら、忘れられない思い出になると思う。
カリフォルニアの隣、ネバダ州に住む私でさえやはりカリフォルニアの良さが懐かしい。
あれは確かに人や動植物の生存に適した所である。
しかし、現実は社会が窮屈すぎるしリベラル指向が強過ぎる。そして、家賃が高過ぎて暮らしていけない所になってしまった。