San Francisco California

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2 Post Cards from 1970s or 80s

10年ほど続けてきた掲示板がなくなり、テキストリームとかいうものに引っ越した。しかし、これがじつに分かり難く結局ブログに落ち着いた。

最初は、1970年頃に作られた絵はがきの紹介から始める。

イメージ1, 毎年4月にJapan Townで開かれる桜祭りの写真だと思う。日本人なら苦笑いの奇妙なインチキ五重の塔は今も変わらずあるが、このやぐらとその後ろの屋根は既に存在しない。祭り用に作った臨時のものだった可能性もあるが、当時を知っている人に聞かない限り真相が分からない。池のような水の部分も今はない。現在、このあたりはベンチなどがある広いプラザになり、写真中央部分にダイソー、その隣にユニオンバンク(日系銀行)がある。

おそらく第一次オイルショックの直前か直後で、走っている車は往年の5000ccや6000ccの大型セダンばかりだ。大変に珍しい物だと思うが、1台だけホンダZ600がある。日本ではZ360として売っていた軽自動車の輸出モデルだ。当時小型車として普及していたフォルクスワーゲンと比べてもいかに小さいかが分かる。
フリーウェイを走るにはあまりに小さ過ぎたから、4輪の原動機付き自転車という扱いだったと思う。

昔は画面左側が三叉路だったようだ。今ここはブキャナンモールという歩行者専用道路になっていて車が通れない。
この写真を撮ったのは映画ブリットが公開された何年か後、タワーリングインフェルノやダーティーハリーの第1作ができるかどうかの頃だと思う。



イメージ2, おそらく1970年代初期の写真。画面右端にひとつだけ離れて立つ高層ビルはヒルトンホテルで、今はこれが1号館である。当時まだ2号館3号館は存在もしていない。
ダウンタウンの高層ビルは2013年の今と比べると半分も数がないように見える。現在より10万人ほど住人が少なく、昼の人口は今より遥かに少なかっただろう。家賃は今の10分の1、駐車場所さがしなどの苦労はまったくなく、すべてがノンビリしていた時代のように思える。
1989年10月の地震まで湾岸に2階建てのフリーウェイがあり、ベイブリッジからそのまま市内のはずれまで車が流れていた。昔のアクションムービーにはその部分が出てくる。