A Day In San Francisco

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日本の暮らしは便利である。
アメリカ本土のように店は巨大なのに意外と欲しい商品が置いてなかったり、グァムのように何処に店があるのか分からないほど田舎ではない。
外食が驚くほど安く、味もまた驚くほど良いのが日本である。
日本は、自転車が歩道を走ってきたり歩行者が前を見ずスマートフォンばかり見つめて歩いていることを除けば、比較的に住みやすい所だろう。
しかし、ただ生きているだけなのにいつも目に見えない何かに抑えつけられている鬱陶しさは何なのだろうか?
毎日が、不思議なくらい楽しくないのである。
これは、カナダやアメリカ北部でも少し感じる事らしい。「いつも曇り空」という気候が人の気分に影響を与えているのかも知れない。だが、向こうに居ると解放感だけは保証されている。
日本には青空が少ない。社会が異常なほど細かくいろいろと規制されているので、結果的に刑務所の中と似た環境を作っているのではないかと思う。
何から何まで規制された毎日。見えるのは小さな窓の外の四角い曇り空だけ。それが日本の日常と言えそうだ。もちろん、生まれてから常にその中だけで生きてきた人間は不自由など感じないから、風呂も入れる手紙も書ける。三食ついて運動もさせて貰える環境に不満は出ないと思う。