Miniature Houses

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さほど高くない上空から見ても、日本の家は小さい。一軒当たりの敷地はアメリカの四分一くらいだろうか。
これでも田舎だから東京の家よりかなり大きいはずだ。
どうしてここまで小さく作る必要があるのだろうか?
アメリカと日本という両極端を比較するのは少しおかしいが、ヨーロッパの家と比べても日本の家や街は基本サイズに無理があると感じる。
昔と比較すれば最近の日本家屋は少し広くなったし、台所や風呂場そして洗面化粧台なども大きくなってきた。道路は拡幅されるようになり、防災上も昔より良くなった。
しかし、昭和中期までの日本はあまりにも物を小さく作り過ぎていた。
きっと反感をかう発言だろうが、日本以外の国で長い時間を生きてきた人間には、日本社会や日本人の小ささが嫌になる。
きめ細やかというのでなく、昔の日本人より器量が小さくなったと感じるのだ。