USA
グァムは車を借りるのが大変に安く、これは１日30ドルくらいしかしなかった。しかも、保険料込みの価格でこの程度というのが驚異的だ。
そして、ハイブリッド車だったこともあって燃料代が１日わずか３ドルである。
日本とアメリカを行き来すると、アメリカの持つ自由な空気が良く分かる。
いったい何処からその開放的な雰囲気が伝わってくるのか説明できないのが悔しいが、とにかくアメリカに居ると不思議なくらい解放された気分がしてくる。
圧倒的な空間の大きさから来るものなのか、それとも私にとってはアメリカが勝手知ったるホームグラウンドだからなのか、とにかくリードを外して貰った犬のような気分になるのが可笑しい。
日本の生活は便利である。しかし、いつも何か目に見えないものに追い立てられている忙しさと、必要を遥かに超える規則の多さが疲れる。
テレビを点けるとほぼすべての人の顔にモザイクがかかっている。車で移動する時のシーンになると景色さえもモザイクがかかっている。
アメリカに居ると安らぎを覚えるのは、まだ向こうが普通の人間の社会だからだろう。
いろいろな意味で悪名高いニューヨークでさえ、日本よりはまともな社会かも知れない。
