SF. Airport

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San Francisco Air Port
10年近く前の写真ではなかろうか、昨年久しぶりに行ったらこの部分が改装されて今はつまらない景色になっていた。
以前はここから外を見ることができて、明るく開放的な雰囲気が最高だった。BGMもクラシックを流していた。
2枚目はそれを反対側から撮ったものである。

今、ほぼ生まれて初めてといえそうな“仕事をしない”生活を続けている。収入は Social Security だけだ。
ただで住ませて貰っているのはさすがに申し訳ないから、庭づくりとか家の内装工事とか体を使う仕事でそれをお返ししているが、1990年代前期以降いつも困窮に近い生活を暮らしを続けてきた私の人生で、今ほど気楽な状態はなかったかも知れない。むかし日本で働いていて親と一緒に暮らしていたとき以来の状態でもある。
しかし、時間があると人はいろいろ余計なことを考えて悩んでしまう。
比較的に若かった頃に日本を離れ、事実上アメリカ暮らしが人生のほとんどとなると、日本に居ても不思議とこの国が自分の居場所に感じられないのである。言葉はもちろん分かるし文化も理解できる。それでも何かが納得できないのだ。
これについて誰かと話したいと思うことがある。ところが自分と同じような状況で生きている人が何処にもいないからこの奇妙な感覚を理解してくれそうな人などいるわけもないのが淋しい。