Hard Rock Cafe

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Las Vegas

ラスベガスは、とにかくすべてが大型化する。
土地が無限にあってタダみたいに安いことも建物が大きくなる一因だろう。
隣のカリフォルニア違って地震がないことや、そこから来る建築基準法や消防法の規制が少なく、建設費や固定資産税その他が安い。それがやたら大きな建物の増える理由かも知れない。
ホテルなど客室数5000前後という規模で、しかもそれがすべて稼働率90%前後という凄さだ。
次から次と規則を増やして州民の生活や権利を守るカリフォルニアと、「なんでも好きなようにやってくれ」と言って税金もあまり取らないかわり州民の保護などほとんど考えないネバダの違いだ。

これが Paradise Street 側から見たハードロックカフェの看板。
遠近法なら遠くの物は小さく見えるのに、手前の建物とくらべても巨大なのがこのギターだ。
ネオンサインになっているから、本体の色が変わったり弦に色が付いたりといろいろ変化がある。


店内には有名人の使った楽器や衣装が展示されている。
今まで知らなかったが、ジミーヘンドリックスがステージで火をつけたストラトキャスターもここの店にあった。
本体の一部に燃えた跡がある。しかし、私が見たヘンドリックスのPVだと最後はギターを壊して観客席に投げてしまうから、本当にこれがあの時の物なのかどうか分からない。
彼は同じパフォーマンスを何度もやっていたのだろうか?


このお城のような建物は、向かいのレストラン。まるでホテル並のサイズで、中がどうなっているのか知りたいくらいだ。


最後はマリファナ屋さんの大きな看板。
既にいくつかの州で完全合法化されているマリファナが、ネバダ州だと嗜好品より医療品として扱われるため、購入には処方箋のようなものが必要だ。
この処方箋的なものは隣のカリフォルニアよりだいぶ取得が容易で、医院に行けばすぐ発行してくれる。
ただ、内緒で買おうと思えばそれも簡単なので、正式に購入資格を手に入れる人はあまり多くないかも知れない。
マリファナを完全合法化すると、酒やタバコと同じく州にかなりの税金が入るため、近い将来ネバダも法律を改正する可能性がある。
カジノで儲かっている州だから“重要でもない”マリファナ関連の法改正に取り組むより、今は道路行政その他の事項が優先されているのだろう。