Motorcycles (3)

1966

読者数事実上ゼロという珍しいブログに、今日もアップロードしている。
誰も見ていない誰も読んでいないところに何か書く行為など意味も目的もまったく分からないが、人は時々独り言でも良いから何か言いたいものだろう。
拘留や留置をされている独居房の壁に落書きがあるのは、そういった「何か言いたい・・・。とにかく自分の気持ちをどこかに出したい。」との感情なのだと思う。

冒頭から横道にそれてしまった。
一番左の上が、おそらく日本唯一の90cc２気筒のエンジンだったYAMAHA,AT90。
昔は90ccクラスの二輪がよく作られていて、ブリジストンやカワサキもこのサイズの二輪車を発売していた。
50ccでは非力過ぎるし125ccクラスだと価格が上がり過ぎるから、90ccは本当に日本の道路事情に合っていたようだ。
まだスーパーマーケットが一般的でなく、日常の買い物は近所の個人商店で済ませた時代だった。そして、そういった個人商店の仕入れは二輪車で間に合う規模だったとも言える。やがてそれが軽四輪に変わり、そこから普通トラックに変わる頃は個人商店そのものが少なくなり、比較的大規模の商店にトラックが納品をする時代になっていった。