1960s TOYOTA

Toyota Corona

たぶん以前にも一度使ったことのある写真だ。
撮影は1998年頃。デジタル写真でないのに何故それが分かるかというと、ライセンスプレート（日本ではナンバープレート）にある登録の年が98となっているからである。
この車が作られた時代、カリフォルニア州のプレートは黒だったはずで、数字も6桁だった。
このタイプの白ナンバーになってからは最初の数字が大きいほど新しく、それが3で始まるなら、これは中古車として1990年代に入ってから新規登録されたことになる。
古い車にしては珍しく右にドアミラーが付いているが、このように古い車でミラーのある仕様はなく、形状からしても一時期流行ったアフターマーケットの物であることが分かる。
給油口がナンバープレートの裏側にあり、実際に使ってみるとなかなか扱いづらいタイプだ。
テールライトは日本で売られていたものと少し異なるようで、このタイプは日本だと4ドア仕様に一般的だったと記憶している。
このハードトップ型は、窓を全開にすると格好良いのだが技術面でまだ未完成だったらしく、雨が降ると完全に閉めても窓の隙間から水の入ってくるのが問題だった。